シナモン茶

●【学名】

Cinnamomum Zeylanicum(セイロン・シナモン)、Cinnamomum cassia(カシア)

●【原産地】

スリランカ、中国

●【お茶に使う部位】

樹皮 (ドライ)

●【お茶の効能】

生理痛・関節炎・下痢・風邪を改善します、強壮の作用があります、血行を促進させます、消化を促進します。

●【飲み方】

ブレンド

●【注意点】

大量・長期の利用を妊娠中は避けた方がいいでしょう(子宮刺激作用があるため)、手で砕いて細かくしてから(スティック状のものは)浸出するといいでしょう。

●【ブレンドの例】

紅茶(アールグレイまたはセイロン)一杯とシナモン(カシア)5本(半分に折ります)、ペパーミント1/3杯とローズヒップ1/2杯とシナモン (セイロン)1/2本。

●【説明】

中国原産のカシア(トンキンニッケイ)とスリランカ原産のセイロン・シナモン(セイロンニッケイ)の2種類がシナモンにはあります。パウダー状に砕いた ものとスティック状(樹皮の形のまま)のものが市販されており、どちらもお茶として利用できます。  

 使い方としては、ココアや紅茶やコーヒーにスティック状のシナモンを添えてスプーンの代わりとして使い味と香りを移して楽しむ方法などがあります。 また、シナモンは紅茶や他のハーブとブレンドして用いることが多いようです。

セイロン・シナモンは一般的には薄い皮のものほど優れた品質だとされています。香りはフルーティーでオレンジを思わせるような良い香りです。おもに 他のハーブとのブレンドでまろやかな味わいを出してくれます。  一方カシアの方は紅茶やコーヒーによく合い香りはニッキに近いです。

効能としては、西洋では冬の飲み物としてマルドワイン(温めたワインにシナモンなどの香料、卵黄、甘味などをいれたもの)などとして用いられるくらい お腹を温めてくれて風邪の予防に効果を発揮します。また、生理痛の緩和や関節炎の緩和、下痢止めなどに効能があります。

また、シナモンは料理にも多用されます。素材の甘さを引き出したり、甘みと酸味を調和させたりします。パウダー状のシナモンは砂糖などと混ぜて 果物やドーナツにまぶしたり、クッキーやケーキの生地に練り込んだりします。スティック状のシナモンはシチューやカレーなどの煮込み料理に使い ます。

シナモンは常緑樹で、6~10mほどに育ちます。クスノキ科です。日本にもニッケイ(ニッキ)という香りの似た木があります。中国では解熱や発汗 健胃などの薬に小枝(桂枝)とともに樹皮を桂皮と称して用いています。

シナモンの伝説もあります。1536年にスリランカをポルトガル人が自国の領土にしたのはシナモンの供給を得るためだったという説。他には、ペスト が猛威をふるった昔に、人々が逃げ去った後の町を荒らしまわっていた4人の盗賊はペストにかかりませんでした。その理由はロースマリーやシナモン をにお酢を加えたものを身にまとっていたからという逸話があります。