カモミール茶

学名/Matricaria recutita (ジャーマンカモミール)    Chamaemelum hobile (ローマンカモミール) 原産地/ヨーロッパ お茶に使う部位/花 (ドライ、フレッシュ) お茶の効能/健胃作用、消化促進作用、鎮静作用、消炎作用、風邪・便秘を改善 飲み方/シングルまたはブレンド (ブレンドの例) ジャーマンカモミール1/2杯、ペパーミント1/3杯、ヤロウ1/4杯、ローズマリー1/4杯。 生理痛を和らげる効果 ジャーマンカモミール1/2杯、ペパーミント1/3杯、リンデンフラワー1/3杯、レモンバーべナー1/3杯。 心配事などで心が落ち着かない時など  カモミールの品種についてですが、数多くの品中がある中でお茶として使われるものの中で特に目立つのはローマン種(多年草)とジャーマン種(一年草)です。双方とも花の形は似ています。小さな花が咲きます。ヒナギクに似ています。薬効成分は白い花びらに囲まれた黄色い色をした中心の部分に含まれています。特にローマン種の特徴としては花はジャーマン種よりもやや大きくて花托が平らです。またジャーマン種には地面を這うものもあります。  ローマン種もジャーマン種も用途や薬効は似たようなものです。芳香に関しては「ギリシャのリンゴ」という意味のギリシャ語がカモミールの由来であることからやはりローマン種は葉と花に、ジャーマン種は花にリンゴと同じような甘い香りを持っています。違う点はローマン種は全草に少々苦みのある芳香を持っているためシャープな印象があり、ジャーマン種はフルーティーな印象があります。  カモミール茶の入れ方ですが、ドライ(乾燥した花)でもフレッシュ(生の花)でもどちらでもオッケーです。特にフレッシュハーブを浸出する際は。カップ一杯のお湯に対して5~6個が適量でしょう。またジャーマンカモミールの場合はおいしく入れるには少し濃いめがいいようです。これは人の好みによりますが。  薬効に関してですが、消化促進作用と鎮静作用に優れています。民間薬として風邪の症状、腹痛、食べすぎなどに効くとして古くから用いられてきました。また神経性の便秘や不眠症にもリラックス作用によって効果があります。貧血の改善、生理不順や冷え性、の改善、ホルモンバランスを整えるなどの効果もあります。  お茶を飲む以外の用法としては、使用後のティーバッグをまぶたの上にのせるアイパックに使えます。疲労した目には有効です。またお風呂に浸出した液を入れれば肌が滑らかになり疲労回復も期待できます。あと傷や湿疹、やけどの時に使う湿布にも浸出液を使います。治りが早くなります。  しかし乾燥させた花を浸出させたもの(もしくは煎じる)にしか炎症を抑える薬効成分アズレンは含まれないので注意してください。  カモミールは別名「植物のお医者さん」と呼ばれて病害虫にかかった植物のそばに植えるとその植物が回復すると言われています。また繁殖力が強く踏みつけられればられるほどよく育つと言われています。まるで麦のようですね。可憐な印象のカモミールからは想像もつきません。  育て方は、秋に(寒い地方は春に)日当たりのよく、水はけのよい場所に種をまきましょう。鉢植えの場合暑い夏は涼しい場所に移しましょう。  収穫については、花は開花してから2~3日目の朝に摘み取るとお茶にするには最適です。ドライハーブにする場合は風通しの良い場所で日陰干しで乾燥させましょう。